レザーの話

コードバン / 日本


Cordovan

Natural Cordovan(ナチュラルコードバン)  長財布 「プレリーギンザ」 NP48033 イメージ画像
革マニアだけでなく、多くの人に支持され続ける素材「コードバン」。実は仕上げ方によって様々な特徴があります。このコラムでは一般的な知識から、プレリーが扱うコードバンの事をお話しいたします。



コードバンの由来
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古くヨーロッパで一大皮革産業の街として栄えたスペイン・コルドバ(Cordva)。「コードバン」という名称はスペインのコルドバ地方に由来すると云われています。
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出典(地図):グーグルマップ



コードバンとは
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馬の尻の表皮の下をコードバン層と言います。革は一般的に表皮の表を使用しますが、コードバンの場合、馬の臀部(尻)の表皮の下にあるごく一部の繊維が緻密に密集した層を、革の裏側から削り出して使用します。
コードバン革は繊維構造が緻密で、強度の強い上質素材として珍重されています。その希少性に加えて、しなやかで堅牢であり、しっとりとした光沢感が特徴です。



コードバンの通称
革のダイヤモンド コードバン イメージ画像
コードバンは、丁寧に表と裏から削り出す採取方法が宝石採掘のようであるとして「革の宝石」と呼ばれています。この様な採取方法に加え、その独特の硬質な素材感から、高い硬度を持った希少価値の高い宝石であるダイヤモンドにも例えられています。
どのようにして発見され、素材として使用されるに至ったかその起源についても謎のままであり、特異な質を持った革であること、更に入手困難であることから「幻の革」と称されています。



新喜皮革
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ヨーロッパ原皮を鞣しから仕上げまで一貫生産している、1951年創業日本の馬革専業タンナー。皮からコードバン層を傷つけずに綺麗に削り出すには熟練の技が必要です。積み重ねた技術力と最新鋭の設備を用い、品質にこだわった最高の馬革を生産している、日本が世界に誇るタンナーです。
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出典:新喜皮革WEBサイト(https://shinki-hikaku.jp/)



プレリー製品のコードバン
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1.ナチュラルグレージングコードバン
オイルを浸透させた革に、顔料を使わず染料のみを使用したナチュラルグレージング仕上げ(注釈1)。革本来の傷、毛穴等が自然な状態で残っています。ナチュラルに仕上げる事により、手に馴染みやすく、エイジングによる風合いの変化が楽しめ、使うほどに、味わい深い自然な光沢を生み出します。 優雅な艶が自分だけの一点物として品格を備えた余裕のある大人のアイテムといえるでしょう。
●特有の性質
・水に弱く、水滴がシミとなって残ってしまいます。雨の日など水には十分ご注意ください。
・コードバンは強度の強い上質素材として有名で、非常に丈夫です。しかしながら表面は傷がつきやすい特徴があります。年月がたつとその傷も薄れていきますので、自分だけのアジとして長くお付き合いください。
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※注釈1:グレージング仕上げ
皮革の代表的な仕上げ方法の1つ。革の表面に平滑性と透明性のある光沢を付与することを目的として、カゼインなどのタンパク質系仕上げ剤やワックスなどを塗布してから、ガラスやメノウのローラーによって強く摩擦して光沢を出します。
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出典:新喜皮革WEBサイト(https://shinki-hikaku.jp/)
出典(文章):日本皮革産業連合会「皮革用語辞典」より



コードバン ラウンドファスナー長財布 「プレリー1957」 イメージ画像
2.ベーシックコードバン
購入した時の美しさを長く保てるのが最大の特徴。使い込むと徐々に艶が現れ、繊維がほぐれてしなやかになり、とても使いやすく手に馴染んでいきます。表面に薄く顔料を乗せる事で美しさを保つ工夫を施していますが、プレリーが使用しているコードバンはあくまで薄化粧なので水には弱くシミになる恐れがありますのでご注意ください。
●特有の性質
・水に弱く、水滴がシミとなって残ってしまいます。雨の日など水には十分ご注意ください。
・コードバンはどの仕上げでも、非常に丈夫です。さらに、ひっかき傷などが付きにくい特徴があり、お手入れが苦手な方にも支持される良い点です。ただし、強い衝撃や、長く押し付けるなどの痕は付いてしまうのでご注意ください。それも含め自分だけのアジとして長くお付き合いください。
”メガネ”ベルト用コードバン
コードバン メガネ 画像
コードバンの中でも、より希少性が高いのが通称“メガネ”と呼ばれるもの です。元々コードバンは馬の臀部の革で、左右に分かれています。しかしながら、ごく 少数ですが、左右がつながって採取されるものがあり、その形状から“メガネ” と呼ばれています。ベルトに使用する際、長さを必要とするためこの“メガネ” でしか作ることができません。 牛革などに比べ、曲げに強い分、ベルトとしては硬くなりがちなこの素材。プレリーでは、熟練した職人の経験から、適切な芯材の厚みを判断し、裏側のレザーを通常よりもしなやかに仕上げる事で、コードバンとの相性を良くしています。職人の技と経験がベルトとしての完成度を引き上げています。



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